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会長挨拶

第52回九州人工透析研究会総会
会 期:2019年 11月24日(日)
テーマ:生きることは、食べること

第52回九州人工透析研究会総会 
会長 池田 裕次 
(佐賀大学医学部附属病院 腎臓内科 診療教授)

このたび、第52回九州人工透析研究会総会を、2019年11月24日(日)に佐賀市に於いて開催させていただくこととなりました。九州の人工透析医療は、この研究会会長の平方秀樹先生はじめ多くの先達のお力で、そのレベルの高さと地域のまとまりの良さを、他の地域から大変評価され羨望されております。その核とも言えます本研究会総会の会長を務めさせていただくことを、大変光栄に感じております。

この数十年の透析療法の発展を振り返ると、さらなる発展への期待も十分ありますが、失われた腎機能の完全な代替が困難である限り、患者さんが日常にある程度の制限を強いられることは止むを得ないことではあります。しかし、この超高齢社会の中にあって、「生きること」を支援するために高度に発展した医療が、「生きること」の本質を見失いかけている印象を受けます。“生きるために死んだような”生活を強いられる、そんな対応は決して高齢者に適切とは言えない気がします。多くの高齢者にはすでに身体的に制限がかかった状態です。制限、制限、という指導を、ちょっと一歩引いて考えてみる時期に来ているのではないかと思います。

今回「生きることは、食べること」というテーマにさせて頂いたのは、決して「食べること」がテーマという訳でなく、制限、制限、と言うのを考え直しましょう、という気持ちからです。生きがいを抱きながら生きるにはどうしたらよいか。それを考える機会にできたらと思っております。

私たちの担当する透析患者さんの平均年齢は65歳を優に超えています。私たちはそのような患者さんに透析という特殊な医療の提供だけでなく、全身管理も行い、生活や家庭環境にまで深い関わりをもった管理を、導入後ほぼ終生に渡って行っています。そういう意味で、この人工透析療法に携わる医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、栄養士の皆さんは、他に類のない超高齢社会の医療を担うエキスパートなのです。それを踏まえて、その自負を持って、今回も皆様がこれまで経験し積み上げられた知見を、テーマに縛られず、多数拝聴できたらと思います。

佐賀市は「なーんもない」とよく評される街でありますが、「暮らしやすさ日本一」に選ばれる程、隠れた魅力に富んだ街でもあります。この機会に、佐賀の良さを少しでも味わっていただけるように、“発見!佐賀の良い所”も隠れたテーマとして、会場で体感していただけるような企画も検討しております。

お一人でも多くの方のご参加を期待しております。